遠命寺トンネル

遠命寺トンネル		えんめいじ	一般県道奈留島線
			長崎県五島市（奈留町）
延長	770.0ｍ
幅員	8.30ｍ
竣工	1992年


古いもので、場合によっては改修を受けていたりするようなものかとも思ってみたりもしたが、ごく普通の新しいトンネルであった。西側を下っていって海に突き当たったところには、大正7年に建設された江上教会教会（県指定文化財）が建っている。また、トンネルの残土は大串地区へ運ばれて大きな堤となっている。風除けの工事かと思ったが、トンネル残土で築かれたものだそうで、かつては芝の斜面が海へ向かって下り、天然の滑り台になっていたとのことだ。※戻って調べてみるとやはり防風堤であった。訪問時点では、残土の堤の上には電波の反射によって海流を調べるためのアンテナが立てられていた。地元のご夫婦がツワブキ採取の最中で、大量におすそ分けをいただきました。ツワブキを食べたのは初めてだったけれどもとっても美味でした。ありがとうございました。
			▼江上教会
▼海洋短波レーダ観測のお願い			▼ズリで築かれた防風堤
▼ガンガセ（触るなキケン）			▼松任谷由実の歌碑（奈留高校愛唱歌）
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位置