提子(衣)隧道 | ちよし | 一般県道龍原狭間線 | |||||
大分県由布市(挾間町) | |||||||
延長 | 13.0m | ||||||
幅員 | 4.50m | ||||||
竣工 | 1925年 | ||||||
まずは隧道の話しをする。この提子隧道は水路の下を通る短い隧道である。 高さ制限の事前警告標識には「提衣トンネル」となっている。また,扁額は「三本松隧道」とでも読むのだろうか。 つまり本名は不詳である。 隧道の傍には,提子公園という水路開発の記念碑や顕彰碑が多く建てられている公園がある。(水の分配をしている場所のように思える。) |
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隧道の上を通っている水路を提子井路という。1724年から1773年にかけて中断をはさみながらも建設され,河岸段丘地帯で常に水不足に悩まされていた周辺の村の耕地を潤した。 提子井路のほかにも多くの灌漑用水路が作られ,大龍・鑰小野・提子の三本は工藤三助という熊本藩領谷村の惣庄屋の手によって建設されたものだ(提子井路は彼の死後完成)。 現地に行ってみればわかるが,大分川の本流この隧道の位置から100mも低いところにある。 |
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位置 |
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