*岩戸隧道 いわと 旧国道212号
大分県日田市(天瀬町)
延長 19.0m  
幅員 3.80m  
竣工  1920年  
旧版地図に記載があるが、現在は松原ダムに沈んでいる国道212号の廃道にあった隧道である。現在の杖立大橋がかかる少し上流に位置する。
訪問時は、水位がかなり低下していたため、杖立大橋の上から隧道のあった箇所が確認できた。

素掘りの短い隧道であったようで水没期間が長かったせいもあってか、かなり崩落が激しいようで閉塞しているものかもしれない。
現道から隧道へは急な崖となっており木が茂っていて隧道の場所の特定も難しいため下降断念した。
また、下岩戸トンネルの近くから、河原へ下りられる道があったのだが、ごめんなさい35℃ある真夏の炎天下さえぎるものもない草原を1キロ近く歩くのは熱中症になれと言っているようなものと判断し、次回涼しくなった頃に顔を出していたらということにさせてください。
しかし、橋の上からや遠方からでも高くついた石垣が各所に確認でき、ここに車道を通した苦労が偲ばれる。
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位置  
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