山浦隧道(仏野) やまうら  -
大分県国東市(安岐町)
延長 - m  
幅員 - m  
竣工  - 年  
よく知られているように国東半島には古い隧道が山ほど眠っているのだが、杵築から山を越えてくる県道成仏杵築線の城ヶ谷峠へ安岐ダムの側から登っていくこれまた古い隧道が山の中にひっそり残っているという。
相互リンク先のjuncomさんのブログでその存在を知り、これは是非早く行かねばと思っていた。
県道31号から急なコンクリート舗装の狭い道へ下り、橋を渡ってまっすぐ山に突き当たったところが入り口となる。

トンネルを利用していた実際の古道は突き当たった尾根を斜めに登っていた。傾斜の緩やかさから言って車両の通行を考えた設計と思われる。

夏草が生い茂っている斜面を登り、椎茸のホダ木があるところを折り返すと、右手に高く石垣が積んであるのが確認できる。

この石垣の上を走っているのが隧道道である。

石垣の上に出ると、ちょうど丁字路になっており、尾根に並行するように緩やかに左右に走っているのが隧道を経て杵築へ向かう古道である。2間幅の立派な道路である。

左手にはイノシシの箱わなが見え、その向こうには柴を乗せた椎茸のホダ木が路面いっぱいに置かれている。
で、ここで迷ってしまった。左に行けばいいはずと思ったが、明らかに道路をふさぐ形で切りそろえられた木が数十メートルにわたって置かれている。その向こうに隧道があるのか右手に下っていく薄暗い椎茸栽培地の向こうに隧道があるのかわからなくなってしまったのだ。

「ヘアピン2回」というキーワードだけは確認してきたのだが、その先の記憶があやふやである。

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位置  
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