青の洞門 あおのどうもん 中津市道(旧国道212号)
大分県中津市(本耶馬溪町)
延長 223.0m
幅員 5.70m
竣工  1905年
恩讐の彼方に」などで全国的にも有名な青の洞門である。

台帳では1本の隧道として扱われているが,現在の車道は4本の素掘隧道が連続している。大型観光バスなども通るため,信号機による交互通行となっている。
一部に禅海が建設した部分が残っている。

史実としては,禅海は途中から資金集めに奔走し,実際の工事は雇われた石工が行なったということらしい。

完成年も諸説あってはっきりしないようだが,18世紀半ばということだけは間違いないようである。
ノミと槌だけで掘られたということだが,当時も黒色火薬はあったはずで使おうと思えば使えなくはなかったはずだ。

民間では使用できなかったのだろうか。
冠石野隧道 青の洞門 2→
位置  
高速自動車国道 一般国道 都道府県道 市町村道その他 廃隧道等