高山隧道 たかやま 佐伯市道(旧国道388号)
大分県佐伯市
延長 311.0m  
幅員 3.60m  
竣工  1934年  
久しぶりに強烈な隧道だった。内部は素掘りのままというのは豊後隧道としては別段珍しくもなく,旧隧道なのでアプローチが荒れ気味なのは仕方がない。

蒲江側から旧道を登るとまずは,隧道の手前に首まで土砂にうずめられたカーブミラーが出迎えてくれる。おそらくは,旧道のどこかであった崩壊(隧道内かも)の土石を押してきたものだと思うが。なにも,こんな風にしなくても。
蒲江側坑口は多少崩れかけてはいるものの,同時期に出来た蒲江中央隧道越田尾隧道と同様のコンクリートのまあ,仏売っちゃあ普通の隧道に見える。

ビデオを撮るほうに熱中してしまったので意外と内部の写真が少ないが,内部は落石の嵐!嵐!嵐!蝙蝠の大群が襲って(逃げて)くる。よく,通行禁止措置とかしないものだ。

しかし,こういった隧道でもちゃんと離合箇所が設けてある。新高山トンネルの竣工が1981年だから比較的最近まで,この隧道が現役だったということだ。

まあ,写真が少ないんでビデオのほうでお茶を濁してみたいが,非常に楽しい隧道であった。最後のほうでこうもりが飛んでいるのも写っている。

←蒲江中央隧道
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位置  
高速自動車国道 一般国道 都道府県道 市町村道その他 廃隧道等