袖川第二隧道 そでがわだいに 直根林道
秋田県由利本荘市(鳥海町)
延長 614.0(626.0)m  
幅員 2.70m  
竣工  1938年  


第一隧道に引き続いて現れる長く暗く狭い隧道で、600m以上の延長があるが照明設備が壊れていて中は真っ暗である。入り口に「この先??mに照明点灯スイッチ(以下略)」という表示がされているもののスイッチは完全に壊れてしまっている。



中間地点には離合待合所があるのだが、鋼アーチと木の矢板で支保された不気味な空間となっている。木の矢板が濡れているのがますます恐怖感をあおる。
第二隧道を抜けるとまずは発電所の施設があり,廃村になった袖川地区に入る。東北電力や山菜取りの車が入るのだろうと思われる轍のはっきりしたフラットダートの林道のが廃村の中を続いている。そして,袖川渡る橋の手前で車道は終了となる。橋の向こうが発電所となっているのだが、この袖川地区には第三隧道も存在するという。但し、廃道となっている区間(森林鉄道の廃線跡)にあるため入り口の確認すらできなかった。

その区間を歩けるのは私のようなスーツに革靴でやってきた旅人ではなくてやはり彼らだ。→日本の廃道第3号
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位置  
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