田河内隧道訪問記　3	通常版　その1　その2　その3　その4 　その5
最初の探索で，疲れきっていたせいか，現道からの取り付け部の写真がないのだがと思っていたらありました。 多分下りてきたときに撮ったものだろう。左のガードパイプぞいの道が旧道だ。
	治山ダムの横を通って沢沿いを登っていく。 さらに右に曲がって沢を渡る橋がある辺りまでは，道もしっかりしている。
が，橋を渡ったあたりから，倒木があったりし，道はだんだんと笹薮に飲み込まれていく。 笹薮はルートを見失いやすいからいけない。
	そして，ついに谷の突き当たりで完全に笹っ原になり，またもやルートを見失ってしまう。 笹の下から覗き込んだりしてみたが，今度は道の痕跡すら見つからない。 まず，右へ曲がって斜面を横切りながら登っていくのかと思ったが，多少平面的なところが見える気がするものの，さすがに道路の跡には感じられない。
しばし，息を整えつつ笹っ原に寝転がって一休みしたのちに，今度は谷奥に向かって左側を観察してみる。 倒木があって道らしきものは見えなかったが，とりあえずその倒木の向こう側へ行ってみる。 と。　斜面を横切りながら登る旧道を再発見。 ちょうど，ヘアピンカーブになっているところに倒木があり，その倒木によって道が完全に隠されていた。（倒木を乗り越えちゃいけなかった訳。）
	そして，その道を進んでいくと先には，!!! 石垣だ。 旧道であると思われる有力な証拠発見だ。
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