山口県道103号は旧大島町の屋代川の谷を登ってきた後に,笛吹峠でぷっつりと途切れた形となっている。
その先は,地図上では破線となっている不通区間に実際には通っているスーパー険道を通って源明地区へ抜けるか,傾斜が急すぎてコンクリートでしか舗装できないようなもちろん狭い町道(農道?)で家房地区に降りていくしかない。 どちらにしろ,3ナンバーや車長の長い車で通行することはお奨めできない。
その不通県道が改修される代わりに現在,急斜面にへばりつくように広域農道が建設中である。この農道が完成すると大島を一周する広域農道が全通することとなる。
家房トンネルは笛吹峠から2本の橋を渡って下っていったところにあり,延長は短いが農道が大きくカーブする地点にある。トンネル本体は完成しており,峠からトンネルまでの区間の舗装工事も半分以上済んでいる。
真下を見ると恐ろしいくらいの急斜面の頂上近くにあるため,瀬戸内海の眺めは非常によい。
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