姥石隧道 | うばいし | 不明(西日本旅客鉄道管理道?) | |||||
山口県周南市 |
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延長 | - m | ||||||
幅員 | - m | ||||||
竣工 | 1898年 | ||||||
電化されたときに断面不足で放棄されたトンネルが山陽本線にはいくつかあるが,戸田−富海間にもそのうち何本かが残っている。道もない海岸沿いにあったりするため,現在道路として利用されている2本以外は接近が困難だ。 その2本も入り口に錆びたゲートがあった(何年も動かされた様子はない)ので,JRの私有地なのかとも思うが,海と山と山陽本線に区切られた谷間へゆく耕作用道路として結構地元の方に使われているようだ。 当時の山陽鉄道によってこの区間が開通したのは1898年(明治31年)であり,おそらくはそのころから大きく変わっていないと思われる貴重な近代化遺産である。 |
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通行可能な2本のトンネルは一部が改修されているものの,側壁が石積み,アーチ部が煉瓦という立派なので,天井部の煉瓦は煤で真っ黒である。 この姥石トンネルの内部はカーブし,当然照明などもないため漏水もひどく,また路面もボコボコである。それでもわずかな時間に車4台と自転車1台とすれ違った。(この奥に人家はない。) 詳細なスペック等は不明だが,測ってみると全幅員が約3.3m 側溝をのぞくと約2.7mであった。延長は直感で160mほどだろうか。 |
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位置 |
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