揚山トンネル あげやま 一般国道375号(東広島呉道路)
広島県呉市
延長 1,053.0m  
幅員 9.50m  
竣工 −年  
揚山トンネル1 東広島市と呉市を結ぶ地域高規格道路「東広島呉道路」の呉市側の区間である三工区に建設中の揚山トンネル。

ちょうど現場見学会が開かれるというので参加してきました。
広島からクレアーラインを経由して呉市阿賀から工事用仮設道路,貫通している横路トンネルを経由して観光バスで揚山トンネルの入り口までやってきた。

横路トンネルの入り口のでは来たことがあったのだが,揚山トンネルは本当に険しい山の斜面の奥にあり,下からでは見つけることができなかった。
揚山トンネル2
揚山トンネル3 入り口で簡単な説明を受ける。

ほぼ貫通に近づき,通り抜けも可能なようだ。
ただし,あと2年くらいで供用開始かと思っていたが,平成20年代初めの供用目標らしい。
説明を受けた後,ふたたびバスに乗り込んでトンネル奥地へ向かう。

二級峡の現国道と反対側の斜面を登っていくかなりきつい勾配の片坂トンネルになっている。
揚山トンネル4
揚山トンネル5 800m地点までバスで進んでそこから機械の説明を受けたりしながら反対側の出口まで歩く。

避難坑も建設されていてどこに通じているのだろうと思っていたのだが,よく考えたら暫定2車線で建設されているからもし,4車線化されてもう一本トンネルを掘ったときにはそこへ通じるのだろう。
これは吹き付け用の機械。リモコン操作でノズルを動かしてコンクリートを地山に吹き付ける。骨材には火力発電所の石炭灰が再加工利用されているそうだ。

このほかに,ずりを積み込むホイールローダー,炸薬やロックボルト用の穴を開けるのに使うジャンボなどがある。


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揚山トンネル6
位置