揚山トンネル あげやま 一般国道375号(東広島呉道路)
広島県呉市
延長 1,053.0m  
幅員 9.50m  
竣工 −年  
炸薬のスイッチを入れる小屋と巻き立て用の型枠。
型枠がレールに乗って動き,10mをいっぺんに巻きたてる。
型枠
22トンダンプ 22トンダンプ(普通に道で見かけるダンプは10トン)。狭いトンネル内で転回できるようにいろいろ工夫されている。

たとえば,転回時には後ろの車輪が持ち上がるとか。
これはホイールローダー。発破で出たずりをダンプに積み込む。これも狭い構内作業を効率的に行うために,バケットが横に傾いて隣に並んだダンプに直接ずりを詰めるようになっている。

タイヤには鎖帷子のようなチェーンがびっしり巻かれている。
ホイールローダー
防水用シート これは防水用シートといっても天井から直に水が落ちてくると作業がしにくいので壁沿いに伝って落ちてくるようにしてある。
郷原側出口。

地形の関係でまだ完全には貫通させていない。
擁壁などが工事中だ。
郷原側出口
郷原側出口(外観) 外から。急斜面に斜めに飛び出してくるので,全断面貫通させてしまうと,安定が悪くなって崩れてしまうのだそうだ。

地質的には広島に多い花崗岩ではなく溶結凝灰岩であったというから,どうなんだろう掘りやすかったのかな?水は入り口からかなりの勢いで流れ出していた。
この谷を渡る橋が建設されさらに道は続いていく。

まだまだ完成までは遠そうだ。
郷原方面
入り口外観 入り口に戻ってきました。

関係者の皆様ありがとうございました。






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