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六日市隧道
 延長 4,679m
 竣工 1977年1月3日

 放置期間 30年4ヶ月(07.5現在)

六日市駅予定地は,プールも備えた温泉施設になっているが,そこから,六日市隧道方面へは未成線跡地が遊歩道として整備されている。
 
その遊歩道の行き止まりに口をあけているのが,岩日線の着工区間で最大最長の六日市隧道である。入り口は,フェンスで仕切ってあるが,かつて悪い子が進入したのか,フェンスの一部が切り取られ,補修された跡が残っている。フェンスの上部には有刺鉄線が張られていて,侵入は危険だ。
内部は,すでにコンクリート舗装されており,また,スラブ軌道を敷設するための台座?が約5mおきにできている。自転車であれば下り坂ということもあってあっという間に通過してしまえそうだ。
途中で大きくカーブしているため,出口はまったく見えない。入り口付近の状態から閉塞しているとも思えないのだが,長さのせいもあってか風が吹き抜けている感じもなく不気味だ。
約400mほどで息苦しさを感じた(多分運動不足)ので,まさかその距離でと思ったが,もとより往復9キロ以上を歩くつもりもなかったので,引き返すことにした。貫通していることを前提に考えるとさすがに酸欠は考えづらいが,長さが長さである。無理は禁物。
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