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旧長門鉄道中山隧道(湯の原隧道)
旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 1
中山隧道(湯の原隧道) 1918年竣工 160.93m
長門鉄道は山陽本線小月駅と豊田郡豊田町西市を結ぶ軽便鉄道として1918年に開業した。
坂を上らず乗客が後押しをした,手を上げるとどこでも止まってくれたなど,峠のバス路線でよく聞くような逸話も残っているようだ。
旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 2
その長門鉄道は1956年に廃止されたが,一箇所だけあったトンネルが藪に埋もれながらも,奇跡のように良好な状態で残っている。しかも,ダムの建設,道路の改修という二度の危機を乗り越えて。だ。
山口県の文化財一覧には「中山隧道」とあるが,廃線探訪のページには湯の原隧道となっており,どちらが正しいものかわからない。
旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 3
まずは,西市側から探索にチャレンジする。
が,むり。というか廃線敷を転用している自転車道もここでは,隧道を使わず峠を越えているのだ。自転車道から藪だらけのダム湖側にに下って行かねばならない。
それでも,水路の手入れ用に多少刈り込まれたふみ跡をたどったりして,まず密生した竹やぶの奥をのぞいてみたのだが,あるようなないような。
旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 4
水路にしたがって,更に下ってもう一段下の平地に降りようと,笹薮と格闘し,(大型カッターナイフでもないよりはぜんぜんましなことがわかった。)
それでも何とか道がついたと,「平地」にわたろうとしたところ,地面がない。危うくひっくり返るところであった。(この辺の写真のいいのがないのが残念。)
旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 5
あきらめて,小月側から探索をしようとして歩道まで上がってきたところ,
「くぁwせdrftgyふじこlp;!!!」すみません錯乱しました。
「財布がねえ!!!!!」 ポケットには大穴が!!!
あの深い藪の中に落としたんだとしたら。。。と,探しに戻ろうと歩道の柵を乗り越えたところ! ありました。ほっとしました。おかげて,後で取り直そうと思っていた西市側の写真があまりないのです。
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