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旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 6 
トンネルは160mほどですから,峠を越えて歩道沿いに歩いて小月側の探索にむかいました。すでに汗びっしょりです。(暑かったのと冷や汗と両方)

と,ガードパイプの切れ目があります。しかも,その下には小さな掘割が。ここでも,笹藪になっていますが,西市側よりは道らしくなっています。

旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 7 
ここでも,藪をなぎ払いながら,といっても,反対側よりはたいしたこともなく進んでいくと。。。

すぐに,完全煉瓦巻きの隧道が出現。保存状態思った以上によいようです。
内部も漏水もないのか,完全に乾いて一部バラストの残りか,砂利がある程度です。

旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 8 
右カーブしていますが,向こうの光も見えています。

煉瓦の色もきれいです。完全煉瓦巻き隧道によくある腰壁がイギリス積み,アーチ部が長手積みとなっています。
しかし,腰壁が結構高い位置まで積まれていて3m以上ありそうです。
一部ばい煙がこびりついているのは非電化トンネルでは仕方がないでしょう。

旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 9 
そりゃあ,白化なども一部で見られますが,内部の状況は良く,見事な。といってよいほどのトンネルです。

退避所も完全煉瓦積みです。この部分だけ素掘りになっているケースも多いと思いますが。

旧長門鉄道 中山(湯の原)隧道 10 
反対側の出口は,予想どおりというか,最初に覗き込んだ竹やぶの中でした。
電線を渡していたのであろう支柱が両入り口に残っています。

感じとしては,結構来客があるのではないでしょうか。といっても,年に数人かもしれませんが。

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