臼津隧道 | きゅうしん | 一般県道臼杵津久見線 | |||||
大分県臼杵市−津久見市 | |||||||
延長 | 332.0m | ||||||
幅員 | 6.00m | ||||||
竣工 | 1948年 | ||||||
旧国道217号の隧道で,臼杵から津久見へ海岸沿いに南下し,できるだけ山越え区間を短くしてその峠に建設されている。現在の国道217号が直線的に両市を結んでいるため,交通量は極めて少ない。 内部は素掘りのまま岩がむき出しの豪快な隧道だが,それなりの幅員,高さは有している。また,前後の県道もカーブが多いのが困りものだが,2車線を確保している。 もともとは,軍事用道路として建設された(が,終戦までには全通を見なかった。)もので,この道路が完成するまでは臼杵と津久見を結ぶまともな道路はなく,旧野津をへて行くしかなかった。 |
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改修前隧道の残骸 臼津隧道の臼杵側坑口のそばに残っているどらかというと謎の穴に近い存在。明治期にでも建設された初代の臼津隧道ではないかと考えていたが,初代というよりも現臼津隧道の改修前の姿らしい。 現在の臼津隧道は昭和33年に改修されたもので,それまでは幅員2.0〜2.5m高さ4.0mほどの隧道であったという。完成は昭和23年度末であるのにである。 建設残土で造成されたと思われる荒れ果てた公園の奥から切通しとなりコンクリート吹きつけ施工された現道脇の斜面まで残っている区間は20mほどだが,今のところ貫通している。内部は水が溜まっているうえ荒れていて侵入者を拒んでいる。 |
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位置 |
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