下浦隧道 したうら 一般県道臼杵津久見線
大分県津久見市
延長 154.0m  
幅員 10.00m  
竣工  1936年  

国道217号(一部は現県道217号)の徳浦隧道や臼津隧道と同じく,軍港であった佐伯と津久見,臼杵,佐賀関方面を結ぶために軍事用目的(豊予海峡の要塞化というのもあったかもしれない。)で建設が急がれた道路だ。
大正年間から採掘が本格化した臼杵の石灰石輸送,は船か日豊本線だったかもしれないが,とにかくこの下浦隧道の上にもベルトコンベアが走っていることからもわかるように津久見は石灰岩採掘で栄えた町なのである。

ちなみに,地図によっては石灰岩採掘場の中にもトンネル記号があるものもあったりするが,当然一般車立ち入り禁止である。
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位置  
高速自動車国道 一般国道 都道府県道 市町村道その他 廃隧道等