畑野浦隧道 | はたのうら | 佐伯市道(旧 国道388号) | |||||
大分県佐伯市 | |||||||
延長 | 288.0m | ||||||
幅員 | 3.70m | ||||||
竣工 | 1958年 | ||||||
佐伯と畑野浦を結ぶ半端でなく険しい入津峠。 隧道そのものは落石等もあり車での通行は不可能だが,現在でも市道扱いとなっているので市道の項で取り扱うつもりだった。 国道の畑野浦トンネルに何かあったら復活するかもしれない。いや,轟トンネルや米水津を経由するルートがあるのでそれはないかと思い直して廃隧道扱いにした。 |
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浦でもつと言われた大分県佐伯市の南へいくつもの山をこえ, 入り組んだ海岸線を走る国道388号線。 その国道にはかつて路線バスが走ったという,険しい峠がある。 佐伯と蒲江町畑野浦地区を結ぶその峠。 今でこそ昭和52年竣工の畑野浦トンネルにより, それなりに快適に越えられる(それでもカーブと傾斜はきつい)が。 |
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その国道のはるか上空には, 竣工から20年足らずでその役目を新トンネルに譲った畑野浦隧道がなんとか残っている。 さらに驚くのは,この林道として使用されている狭く険しいダートの峠道, 現役国道であった時代がある。ということである。 |
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畑野浦トンネルを抜けて佐伯市へ下っていく国道388号が,大中尾トンネル突入する直前に,峠道へ入る入り口がある。(旧道はもっと下まで続いている。)
いきなり,泥水にタイヤを洗っていただいて,林道へと向かう。 |
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そのコンクリート舗装もすぐに途切れ, 流水に洗われたダート路線へ。 植林後間もないようで,見通しはよい。 そして,いくつものヘアピンを折り返しながら, 高度を稼いでいく。 |
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さて,小縮尺の地図を持っていないせいもあって, 一本道とはいえどこまで来たのかよくわからない。 何度か停車して当てにならないロードマップとたどってきた道, 周辺の地形を見比べて,更に徒歩での哨戒も行って,と なかなか前に進めず,時間は経つばかり。 なんといっても,どこかで路面崩壊があるかもしれない。 転回できそうな場所をチェックしながら,おそるおそる登っていく。 |
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←ヒヨタン淵隧道 ←畑野浦トンネル |
畑野浦隧道 2→ 大中尾トンネル(R388)→ |
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位置 |
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