畑野浦隧道 | はたのうら | 佐伯市道(旧 国道388号) | |||||
大分県佐伯市 | |||||||
延長 | 288.0m | ||||||
幅員 | 3.70m | ||||||
竣工 | 1958年 | ||||||
地図との比較ではそろそろ着きそうなはずなのに, いつまで経っても隧道は現れず, 林道はますます切り立った崖を巻くように上っていくだけだ。 途中にあるはずの分岐を見落として行き過ぎたのかもしれない。 と思ってヘアピンに余裕があったのを幸いに一度は引き返した。 |
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しかし,やはり分岐らしきものもなく,途方にくれていたところ, ふと,自分が小さな尾根を乗り越していることに気づく。 (地形を見ているつもりでも,どうしても「どこで引き返せるか」「道路の先に何があるか」に神経が行っていたようだ。) そこから,再度地図とにらめっこで結論。 引き返し地点が入り口から約3キロの地点でようやく半分行ったところだ。 |
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となると,もう一度チャレンジ。 途中までは一度通った道なので,気分的にも多少楽? 戻った距離は約1.6キロ。 あそこからここまで登ってきたわけだ |
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と思ったのは,新しくつけられた林道との分岐まで。 新しい林道のほうは広く良く踏まれていそうだが,旧道はなんとか前に進めるという程度。 軽トラとかジムニーなら楽勝でも, インプレッサではやはり気を使いながらそろりそろりと前進。 |
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しかし,路肩崩壊を乗り越えたところで, 土砂崩れの跡。谷から流れてきた石が積み重なって,さらにその先のカーブが川になっている。 歩いてみると通れなくもなさそうだが。。。 |
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手前の転回可能地点までバックするよりはその先の転回可能地点まで, 進むほうが得策と判断。 車体を25度くらい傾けながら,通過。 そう,このあたりには警笛ならせの標識が残っている。 ここまではわずかに石垣が残る程度だったこの道がかつてバスを通した旧道であった証明といえるだろうか。 |
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その先は,歩いて様子を見ることにした。 この写真はまだかなりマシなほうでひどいところではとても車から降りて写真を撮る余裕もなかった。 まだG378のほうがマシだ。何人もの人が通り抜けたという記録も残っているし,舗装してあるから路肩崩壊の危険性も多少は低い。 |
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位置 |
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