両家隧道 2 りょうけ 市道牛首線
大分県豊後大野市(大野町)
延長 16.0m  
幅員 4.10m  
竣工  1892年  

2008.9.5豊後大野市内の隧道の補完をする中で再訪


▼まずは両家地区消防団機械格納庫。まったく場所が変わってしまっている。県道との分かれ道にあったものが、改良道路の脇に移築されている。そのまま持ち上げてずりずりと引っ張ったのであろうが・・・

▼旧道を拡幅するのではなくまったく別の切り通しを設けている。工事は一段落しているようで、旧道の通行は可能となっている。

▼残っているコンクリート擁壁の位置から比較いただきたいが、どうも切通の法面を安定させるために隧道を撤去したような感じである。

▼とても同じ位置からの写真とは思えない。数年後切通が完成した後に知らずに訪れたりしたときは、切通の位置にトンネルがあったものと誤認してしまっていたかもしれない。

▼ガードレールまで設置されているということは旧道も歩道のようにして残るのか?しかし、数年のうちに雑草がはびこるのだろう。

▼カーブでの見通しの緩和というのも今回の道路改良の大きな目的なのだろう。しかし、このトンネルから下っていった両家地区の川沿いの道は真ん中に草が生えているような悪い道だ。舗装の敷き直しのほうがよかったのでは?
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位置  
高速自動車国道 一般国道 都道府県道 市町村道その他 廃隧道等