三次以北の国道375号は長い間名にし負う酷道であったが,河川改修と合わせて道路も一緒に改修されてみたり,少しずつトンネルができてみたりしてだいぶ走れる道になった。
そして,県境部分にはおおきくカーブする江の川を横目に山の中へ突っ込んでショートカットする作木大和道路が建設された。3000mを超えるこの両国トンネルもその一部である。
ゆるくカーブしており,長いといえば長いし,車があまり走っていないのでのんびりと走れるので長さを感じさせない部分もあるといえばそのとおりか。
ただ,交通量が多くないこの区間にこれだけの工事を行ったことがよかったのかどうかはわからない。結局最も距離時間の短縮された旧羽須美村と旧大和村は合併しなかったし。
|