福浦隧道訪問記 その1  その1 その2 その3 その4 その5
第一福浦隧道 第二福浦隧道 初代福浦隧道
旧五箇村重栖地区と福浦地区の間には分厚い半島が横たわっていて,徒歩や車両での行き来のためには,半島をぐるりと回っていく必要があった。
しかし,その半島も切り立った断崖で,結局はその断崖を縫うように隧道を掘って交通の便に利用することとした。

現在では車両通行止めとなっているが,比較的最近まで現役で利用されていた。
まず,福浦地区側から入ってみる。
「自動車通り抜けできません」との看板を横目に旧道へ入っていく。

するとまず現れるのが第2福浦隧道。 
延長9m幅2.1mとなっているが,幅員についてはもう少しありそうだ。明治31年に竣工している。
これは,福浦方面を望んで撮影したものだが,ちっちゃいようで意外と大きいものだ。
第二福浦隧道から数百メートル。ここからが福浦隧道(福浦隧道群)の核心だ。

まず現れるのが福浦洞門。この洞門と二代目福浦隧道が続いている。
ここで,まず福浦隧道群全体の説明。
残っている隧道は,初代の人道トンネル2本。
続いて二代目の車道トンネル(改修を受けているようだ)2本。

ただし,二代目の第一隧道は,途中に明かり部分があって2箇所に分かれている。

右写真は対岸の福浦漁港から見た全景。
 その1 その2 その3 その4 その5
第一福浦隧道 第二福浦隧道 初代福浦隧道