下長屋隧道訪問記  その2 その1 その2 その3 その4
内部をのぞいてみると,農機具が置かれるなど一部が倉庫代わりとなっているようだ。
遠くかすかに反対側出口が見える。隧道はほぼ直線のようだ。
内部の覆工コンクリートはまだ真新しいかのように見えるが,しかし,奥のほうから大きな水音が聞こえる
フェンスの南京錠は開いており,ライトとともに中に入ってみる。
相変わらず奥のほうから大きな水音が聞こえる。路面は多少ぬれていたりするもののしっかりしていて歩きにくくはない。
150mも進んだだろうか。漏水箇所が見えてくる。コンクリートの隙間から勢いよく水が噴出している。
このトンネルは非常に土被りが浅く,地上に見える赤土と大きく変わらないような地質の山の中を抜けているのだろうか。となると,地盤はかなりゆるいものと思われる。

入り口から300mほど入った地点からしばらくは,コンクリートの隙間から赤い粘土のような土が染み出してきていた。
赤土の染み出していた部分を抜けると,路面も乾いて砂利交じりの路盤となる。入り口付近の湧水は,側溝を通って出口に向かっていく。今福側入り口近くがサミットで浜田方面に向かってほぼ片下がりとなっているようだ。
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