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一度は行きたい,二度とは行かない 直地隧道
直地隧道 その25
カーブを曲がると,見えました。
先ほど偵察のために停車した場所からは,300メートルほどでした。
ここなら,転回もできますし,発見したうれしさと,ほっとしたのが半分半分でした。
直地隧道 その26
直地隧道(仮称)です。
それなりに古い隧道のようで,かなり荒れています。
しかし,軽トラの轍が中へ入っていっているのがわかります。
やっぱり,軽トラ最強!
直地隧道 その27
風化していてわかりづらいですが,ポータルはコンクリートブロックのようです。
となると,戦後昭和30年代までの建設かもしれません。
ポータルだけ後で補修したとなるともっと古いかも。
直地隧道 その28
ここまで来たからには,やはり隧道も通り抜けてみなければ。
一度は歩いて抜けてみたところ,反対側にも転回できそうなスペース(というか藪)があったので,通ってみました。
証拠
動画
もあります。
直地隧道 その29
扁額もありますが,読めるような状態ではありません。
なんとなく,○○隧道のような気がしますが,きっと気のせいか目の錯覚か思い込みでしょう。
とても,登って汚れをおとせるような場所でもありません。
直地隧道 その30
だって,隧道の中,こんなにしっかりわだちが残っているんです。
落石も多そうだったし,気は進まなかったのですが,せっかく来たものを,
歩いて通るだけでは,許してもらえそうにありません。
(誰にかは知りませんが。)
直地隧道 その31
内部は完全素掘りそのままです。
背が高いので,やはり林道として建設されたものと思います。
最終的には,県道226号へ抜けようとしたのか,さすがに,もともと柿木村方面への山越えルートであったとは思いづらいです。
直地隧道 その32
各所に小規模な落石があります。
しかも,角がとがっているもんですから,
先週の惨劇
が脳裏をよぎります。
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