絵ノ島探索記(小那沙美島)  その6 その1  その2  その3  その4
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最後に1号隧道へ再チャレンジ。

3号隧道を抜け,2号隧道の出口から岩を登って再び下りる。距離にしたら10mほどだが,波が高いので落ちたら助からないだろう。

その先には再び周遊道路が復活しており,1号隧道へと続いていた。この1号隧道が最もトンネルらしいもので,内部は一部コンクリート舗装してあり,照明用の碍子や電線も一部残るなど,通行用に建設されたことが明らかである。
幅員は2mほどだが高さは,4m以上ありそうな部分もあって,あるいは崩落によって広がったものかもしれない。縦長の断面を持つ隧道である。


▲1号隧道西口

▲1号隧道西口
▼1号隧道内部
▼1号隧道内部

反対側出口からは,道が失われており引き返す以外にない。(夏なら泳いでもよい。)

以上,探索の様子を時系列順にだらだらと記した。
結局,何の遺構であったのかをうかがわせるものは発見できず,やはり「軍施設」かねぇ。といった想像の範疇を抜け出せずに迎えの船を待った。


▲1号隧道西口

▲海上から1号隧道西口
▼電線の碍子
▼西口から6号隧道遠望
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